ガジェットとしての公衆電話
最近、公衆電話を見かけることがめっきり減りました。以前は、まあかなり昔かもしれませんが、駅前には必ず電話ボックスがずらりと並んでいましたし、順番に並んで人々が電話ボックスを使っていました。
その後、ポケベル、ピッチ、携帯、スマホと生活が便利になっていくにつれて、電話ボックスは姿を消していきました。
ガジェットとしての、電話の機能が、公衆電話ではなく携帯、スマホに移行していったのはよくわかります。
現在、携帯電話やスマホの所持は、社会人だけでなく、下は小学生から上はお年寄りまで、老若男女すべての人々が手にするようになりました。
まさしく必須のガジェットです。
小学生の娘に「公衆電話って知ってる?」ときいたところ、「ああ、カード入れて使う電話のことでしょ。」っといっていました。
どこにあるかを聞いたところ「さあ?人がまよいそうなとろろ?」っとチンプンカンな答えが返ってきました。
もちろん、使ったことはありません。確かに、私自身も全く使いませんし、どこにあるか考えたところ、駅と病院くらいしか思いつきませんでした。
古き良き、飲食店にもあると思いますが、最近オープンしたお店には設置されていないのではないでしょうか。
しかし、実際は、災害時などは公衆電話は固定電話の方がつながりやすいとききました。
関西大震災の時は、携帯電話は全く役に立たないガジェットで、公衆電話に人々がまた並びました。
それなのに、設置がどんどん減っていくのは不安です。
おそらく、公衆電話を設置しておくだけで、何かしらのお金がかかり、その予算を減らすための措置だとはおもいます。
ですが、やはり必要性も見直してほしいものです。